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Seishintan Magazine 発刊のお知らせ

足浴のススメ

新緑の中、風に吹かれての散歩が心地よい季節となりました。
ついつい歩きすぎてしまった時は早めに足をいたわり翌日に疲れを残さないようにして下さい。

足腰の疲れがひどい時、良く効くのが「足浴」です。
坐った姿勢で足だけ湯に浸す部分浴ですが、足から全身にリラクゼーション効果が広がります。
通常の入浴に比べ心臓への負担が少ないため高血圧や心疾患を持つ方、高齢者や体力の弱い方にも適したリフレッシュ方法です。
近年は安眠・快眠効果が看護・介護の分野で再評価されており多くの施設で導入されているようです。
体と心の疲れを癒す「足浴」についてご紹介します。

足浴はなぜ効くのか?

足浴はなぜ効くのか

そもそも「なぜ足を温めるだけでそんなに調子が良くなるの?」と思う方も多いと思います。その効果の秘訣は「足ツボ」と「血液循環」にあります。
人類は直立二足歩行に進化した際、大地との接点は足裏だけになりました。左右の足2ポイントでバランスを保ちながら活動できるように足裏には多くの神経が張りめぐらされ、その交点がセンサーやスイッチのような役目を担う形になりました。
特に鋭敏で効果のある部位は東洋医学の経穴(けいけつ)、いわゆる「ツボ」として今に伝えられています。

有名な足ツボ
・血流改善、冷え性に
「至陰」=小指の外側の爪の付け根のあたり
・肝臓系のツボ、疲労感に
「大衝」=足の甲、親指・人差し指の骨の交わるあたり
・貧血、不安感、不眠に
「太白」=足の内側、親指の付け根の大きな関節の後のくぼみ
・腎臓系のツボ、足腰の痛みや疲労に
「湧泉」=足の裏、肉が人の字に交わるあたり

などでこれらは覚えておくと便利でしょう。
ただ数ある足ツボをその時々の状態に応じて正確に使い分けるは相当な熟練を要します。
そこでまずは足全体を温めたりマッサージして“浅く、広く、多く”のツボを刺激するようなケアが役立つのです。
足ツボが刺激されると血管が拡がり血液がより良く全身へ循環するようになります。
もともと足は心臓から最も遠く下部にあるため、血液が滞りやすい所です。通常は足脚の筋肉を動かすことで血液は上部へ押し上げられ心臓に戻りますが疲労が蓄積したり立ったままの状態が長く続くと下肢の静脈系(心臓に戻る血管系)に血流が滞るようになってきます。
これが原因で疲労物質の新陳代謝が遅れ、だるさが強まり、停滞した血液から水分が血管の外に漏れ出して「むくみ」が生じたりします。足がむくみやすい方ほど夏は冷房の影響を足元から受けて「冷え症」にも悩まされます。
こうした足の血行不良がもたらす諸症状の根本対策として最も簡単でしかも有効なのが足浴と言えるでしょう。

足浴にマッサージを加えてより効果的に

足浴

では実際に足浴をやってみましょう。
おけ等を準備し体温より少し高めの38 ± 2℃にお湯を調節します。お湯の量はかかとから15p位。足首の内側、くるぶしの骨の少し上にある婦人科系の万能ツボ「三陰交」が浸る位を目安とします。
足をお湯に入れたら10分間のんびりした気持ちでリラックスして下さい。読書や音楽で過ごすのも良いと思います。
終わったらマッサージを片足3分程度行いましょう。

タオル等で拭きながら先に記したツボをイメージして足底,足背,指間,かかと部とよく揉みほぐします。
さらに足首を前後に動かすストレッチやふくらはぎを両手で包むように下から上に揉んで血行を促します。
こうすることで温められた血液は足・脚から全身へ巡ります。
そして足浴後30分近く胸など上半身の深部温度が温まった状態で保たれます。わずか10分の足浴でこれだけ全身血流が活発になるとは驚きです。やがて血流、体温上昇がピークを過ぎ落ち着いてくると本格的な鎮静効果がもたらされます。
睡眠導入効果もこのタイミングで訪れますので不眠でお悩みの方は就寝30〜60分前に足浴をお試しください。

薬湯「清癒湯」でワンランク上の足浴

ワンランク上の足浴

足浴を試される方に是非お奨めしたいのが清心丹の薬用入浴剤清癒湯です。
より快適に、より効果的に足浴をグレードアップします。
血流を促進する生薬を厳選してブレンドした清癒湯は温浴効果に大変優れています。
生薬そのものをパックしているため揮発しやすい精油成分による芳香効果もしっかり加わり高いリラックス感が得られます。これまでもお客様から「足浴に使って大変良かった。生薬の香りでとても心が落ち着いた。」等のお声をいただいております。
清癒湯は1パックに2袋入り。
通常のお風呂には2袋ですが足浴では1袋が適量です。
是非、最上級の足浴をお試しいただきたいと思います。

工藤うみ 他:足浴における洗い・簡易マッサージの有効性、日本看護研究会雑誌 2006;29:89-95
小田史郎 他:高齢者の夜間睡眠を改善するための足浴法の検討、高齢者問題研究 2004;20:45-55